長文コメント
| 93点(全体) | (clear-cat) ,2009-11-23 ,ID:c19030 |
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| 演出面で定評のある制作スタジオ「シャフト」渾身の力作。 原作はライトノベル。 原作の最大の魅力が活字を使った言葉遊びなだけに、今作のアニメ化には無理を感じてはいましたが、そこはシャフトの演出技術を評価すべきでしょうか。私的には杞憂に終わりました。 キャラクターの魅力を出す一番の要因となっているのは、この「言葉遊び」ないし「掛け合い」であることは、もはや自明の理。主人公を始めとする数々のキャラクター達は全員各々のセリフに味を持っていて、それが結果として「個性豊かなキャラクター」を生み出しています。その掛け合いが好きになれればキャラクターを好きになることができ、最終的に作品自体が好きになってしまう。簡単且単純なプロセスですが、今作はそんな視聴者を取り込むプロセスを極めた一つの"完成型"と言えるのではないでしょうか。 正直、ストーリーの流れ的には特筆すべき点はほとんどありません。なので、起承転結のはっきりした王道でないとダメだという人は好き嫌いが分かれるかと思います。また、時折入るパロディネタや掛け合いの中のボケ・ツッコミ、狙ったキャラクター達によって萌え(蕩れ)やヲタクといった概念が鼻につくという人も中にはいるかと思います。 しかし、 世界観設定・キャラクター設定・演出・音楽・作画・声優。 主観から言ってしまえば、私としてもこれらの要素全てを魅力として挙げることができる作品は、そうそうありません。これらの要素を基にこの作品の持つ「空気」を感じることができれば、少なからず今作を魅力的だと感じることは出来るかと思います。 結果 万人向けとは言えませんが、一度は見てほしい作品です。 個人的には原作ファンだから見た、という感じなのですが、予想以上に出来としては良かったかと思います。主要人物以外の描写がカットされていたり、紙芝居的それはお決まりといっちゃお決まりですが、殊のほか型にハマっていました。また、問題を一つ解決するたびにOPが変わります。このアニメプロジェクトが如何に本気かが覗えますね。 特別「原作者:西尾維新さんの小説が好き」というわけではありませんが、今作は非常に良かったかと思います。近年のニーズにもしっかり応え、原作の美点も確保しているので、少しでも興味がある方は視聴を勧めたいです。 |
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