実写、小説、漫画、どのジャンルの人気娯楽作品と比較しても引けを取らない高い完成度を誇る。
脚本が素晴らしい。日本のドラマは海外人気ドラマに比べて脚本が良くないという嘆きを頻繁に聞くが、ああこんなところに対抗できる作品があったかと。海外人気...(続き)
娯楽作品ではない。そして反戦プロパガンダ映画でもない。ただの妹を死なせてしまった兄の後悔の話。本来の"重さ"が伝わらなくなるので平和イデオロギーや教養主義でこの作品を語りたくない。
今敏監督や押井守監督、高畑勲監督の一部の作品は娯楽作...(続き)
日本の奇譚談。名作。いわゆる"癒し"アニメ。
蟲(ムシ)と呼ばれる架空の幽霊のように通常人は目に見えない生物と自然、人間の共生を描く。蟲師と呼ばれる青年ギンコが主人公。蟲と人間の共生のバランスが崩れた人々に治療を施し、旅を続ける。
...(続き)
「坂の上の雲」と中国古典をMIXしたような作品。大人向け過ぎてこの作品の思想、政治的背景を楽しめるにはR15指定が必要か??
宇宙戦描写はガンダムシリーズなどに軍配が上がるが、この作品は歴史観の対立を軸にしている物語でもあるので好きな人に...(続き)
思春期の女の子の成長がテーマ。
魔女として一人前になる為に「通過儀礼」として見知らぬ街に1人で住み込み下宿をする。
主人公はgirl meets boyによって世の中の男に認めてもらうでもなく「仕事」を持って社会にデビューしようとす...(続き)
野球版アカギ。良作。
規定違反、イカサマ、心理戦、賭け契約と通常の野球アニメではない男の勝負師アニメ。主人公からしてワルそうな顔なので間違っても爽やかアニメではない。ありそうでないグレーゾーンのイカサマ設定が上手く、手口も緻密で破綻し...(続き)
老人問題、介護問題をテーマにしたコメディSF。1991年公開。成人向け。
寝たきり老人が、介護ロボットのモニターになるが、そのロボットが大暴走するドタバタSF。
20年前の作品だが、今でも十分視られる内容。むしろ問題が悪化してい...(続き)
名作。成人男性向け。
南條範夫の世界観を引き継いで、陰鬱で残酷、耽美的な世界を描いている。武士道がまだ抽象的な精神性に陥る前のお話。
戦国時代の名残のある江戸初期の生々しい生と死をリアルな描写で表現している。原作漫画も面白いので興味がある方はどうぞ。
内容から女性票は少ないはず。成人の過半数ラインか
宮崎駿監督のルパンの中でも評価が高い作品。
この作品のルパンは過去があり、年も食っていて人生に若干飽いているという人物設定がなされている。思えはすべての実写映画では表面に出ない個人の過去や嗜好が細かく設定され、それがリアルな描写となって表...(続き)
思い出のアニメである。
子供の頃、いきなり学校の体育館に集められて強制的に見させられた作品。当時公立学校でもまだ荒れた頃の名残があり、ゴミのポイ捨てや私語でも先生の体罰はパイプ椅子、竹刀で殴るが当然の風潮で、すわまた全校集会で一斉体罰かと...(続き)