毎回の演出、期を通した構成がほぼ完璧。
原作通りやって原作を越えてしまう、アニメ化の見本。
改変するとかしないとかレベルの低い話ではなく、原作のテイスト・面白さをアニメで拡大して見せる手腕。
当然、クレーム恐れて自主規制してしまうよう...(続き)
ゲームが元&タイムトラベルモノということで、よく練られていたシナリオを、存分にアニメで見せきった。
最終回はまとめにとどまったが、ここまで展開してきた物語の質と量を考えれば、文句もなく大往生。
タイムトラベルした場合の法則等、かなり恣意...(続き)
16話まで視聴。
原作を知らなかったので、最初はオタクトークのコメディにSF臭をまとわせただけと思ってたが、演出によりその時点でも評価は70点以上。
中盤をすぎてストーリーが佳境に入ってくるとやっと傑作と認識した。
タイムトリップによ...(続き)
魔法少女モノでシビアな世界を描いた傑作。
最初平目キャラだな、と思っていても作品のデキがいいとそういうキャラの造形まで好きになる。
世界再構築神話として綺麗にまとめて終わった。
ダークで容赦のない世界観だからこそ、この先どうなるのかという興味を強烈に引いたが、一度観てしまうと再視聴させる力が薄いなぁという面もある。
TVシリーズで非常に面白かったアニメが映画になっても、総集編だったり、新作でもファンディスクレベルに留まったりするのに、この作品は本編と並び立つほどの存在感のある作品になっている。まさに映画。
内容的には完全に続編なので本編の視聴は前提な...(続き)
文句なしのA級の評価だったけど、最終回まで見て、作品トータルの構成のよさに一歩進めてS級の点を付けてみる。
成長物語として素晴らしいのは原作の手柄だけど、アニメの方も間の取り方や動きにいきとどいた演出がされていて、それに加えてこの構成の妙を評価。
原作頼りや原作破壊なアニメ化が多い中、この仕事は立派。
1話見て、演出のクォリティに驚いた。
そこから評価を大幅に上げることはなかったという途中の展開の尺消化感はあるが、高値安定のまま無難にきっちりラストを迎えた。
脚本構成に問題のあることで知られる岡田麿里が起用されていて、監督がそれを...(続き)
水島努のオリジナルの劇場版なら観に行かない選択肢はないんだけど、大迫力の砲声、縦横無尽の戦車の機動等々劇場で見てよかった。
CGで動かせるようになったからってガチャガチャ動かしてるだけのロボット物とか超ファックだけど、本作は戦車戦の動きに...(続き)
1話単位で主人公が〜した場合の大学生活を平行世界的に描く作品。
最初の方はやり直しによるブレが少なく、同じようなオチで終わっていたので「そんな細部の違いだけではちょっと退屈だな」と正直思っていた。
しかし徐々に世界観自体が暴走して展開が...(続き)
演出が見事、特に序盤。
物語の内の興味の優先順位で言えば、虐待死から救う>連続殺人犯>ピザガールとの恋愛なので、最後に向かってドンドン興味のない方にシフトしたような終わり方が点睛を欠いた印象。
なんでも作者は加代とピザガのダブルヒロ...(続き)