悪くはなかったけど、最後が…
ほんとこの作者は余韻を残さず終わるな、といった印象。
最後に感情移入もできず終わり、そのせいで悪く言えば、薄い話にも感じてしまう。
次の週になって「あぁ終わったんだった」という感じだった。
半年もすれば、もう何も自分の中では残っていないと思ってしまった。
流れとしては王道ヒーローもののそれだが、
主人公は冴えない初老の父親。
主人公が主人公という事もあって共感ポイントは少ない。
しかしそれを補う演出の巧さと分かりやすさ、
感動するシナリオで良かった
個人的には声優の演技が絶妙だった。
ちょい駆け足に思う所もあったが、掛値なしに面白かった。
奥氏の漫画はキャラが妙に無感情で薄っぺらい印象があったので、あまり期待していなかった。
そのキャラと声優の棒っぽい読み方が妙にマッチしていたように思う。
胸糞悪かったり感動したりと色んな気持ちにさせられたアニメ。