何か長いと思ったら1話は1時間だった。
後半に入った最初は違う作品を見ているかのように違和感があった。
別の作品を再生してしまったかのような感じ。
録画機のボタンを押し間違えたとか確認した人も居そうだ。
確かにこれをバラバラの2話に分割すると訳が解らないな。
そういう意味では正解だと思う。
初作で死ぬような体験をした割に、キリトは前向きだな。
普通ならトラウマでそんな実験体にはなりたくなさそうだけど。
1話時点の期待値は75。
1話の最後で毒にやられたはずのキリトが2話の頭から仮想世界に居る。
最初はリアルの夢なのかと思ったが違うみたい。
キリトがリアルに戻った後もゲームは続いていた感じ。
ユージオのセリフだと6年経っているらしい。
でも姿形は変わらないんだな。種族は人間じゃないのかな?
キリトはリアルの記憶を持ったまま再びゲームに戻ったのか。
でも他のPCにはキリトの記憶はないみたいだな。
逆にキリトと違ってアリスの記憶はあるのか。
話は面白いけど、この辺り解り難いな。
というかリアルでは誘拐事件が発生しているはずだよな。
アスナはどうなった?
などと思っていた疑問も解消されてしまった。
謎の明かし方が上手い。
この事象でどこまで引っ張れるのかという見切りが良い。
期限切れになる前に売りつくす最高のタイミングを心得ている感じがする。
今期はやたら分かり難い作品が多かったが
対照的に上手いと思えたのがこの作品だった。
やはりこの作者の話は面白いな、
単に木が切り倒されるシーン1つに不思議なほど感動があった。
他の作品ならただの設定の1つなのに、そこまで高められている。
それだけこの世界に引き込まれているということか。
傍観者のはずがいつの間にか作中のキャラに感情移入してしまっているのか。
50を超えたオッサンがラノベに感情移入ってあり得るのか?
ソウルトランスレータよりこの事実の方が私には衝撃だった。