南極に行くにしてはずさんな計画から目標に近づいていくことで話が盛り上がっていき、観ているこっちも徐々にテンションが上がっていく。
絵も綺麗で声優さんの演技力もありキャラの性格や会話がすんなり入ってくるので、熱中して次の展開を期待どおりに観る事ができた。登場人物の感情の浮き沈みに笑える場面が多く、そういう反応になるよねと共感したり、たびたび起こる小さなイベントが話の本筋につながり、次は何が起きるんだろうと思わせられ面白かった。後半に登場者の暗い過去が重なり話として重く感じたが、現状を乗り越えるためにあがく姿が印象に残った。
何もしない人が、何かを目指している人を馬鹿にする資格はないと改めて感じさせられ、行動力が現実を変えていく夢のある作品だと思う。