半端なく非常に個性の強い、突出した登場人物ばかりが登場する。
『エロマンガ先生』って全然真面目だったんだなと分かるような作風。
「妹物が好き」な主人公の物語であり、
基本的に「妹との愛が描かれる作品」ではないので少し注意。
しかしながら既存作への敬意表現とパロディも多く、話としてはドタバタよりながらも楽しめた。
特に9話などトンデモなくぶっ飛んでいる。
シリアス面はぱっとしない部分が多く、11話〜12話前半などは唐突に無理やり重い話を入れておいた印象がある。
一方、12話後半ではゲームに混ぜてそれなりに黒い描写があり、
ただ楽しいだけでも無いぞと言う部分はここが一番良かった。
全体的には凡作だが、レズバトルの見世物としてはものすごく独特で楽しめた。