犬をたくさん飼ってる人の話。では無かった。
最初主人公の声に違和感があった。、
老け込んだ外見という設定らしい。70代に見えるが58歳。
いや、それ以前に俳優の小日向文世さんだった。
役者としてなら主役、脇役、悪役、何でもこなせる人だけど
声優は初めて知った。
もう少し老けると犬屋敷さんに似てるかもしれないな。
実年齢は上のはずなんだけど若く見えるのか。
いつか実写版で主役をやる可能性も否定できない。
いきなり宇宙人のウッカリでロボにされた主人公たち。
なんだかギャグっぽい始まりだが、本編はシリアス。
重いテーマ性まである。
電子機器の回線を自由に操作できるところまでは解るが
ディスプレイの映像が物理的な攻撃を行うとかは理解不能。
これでは貞子レベルのオカルトの領域。
犬屋敷というよりお化け屋敷かな。
何でもやれそうな雰囲気でどこに向かうのだろうと思えたが、
隕石のニュースが出た辺りで終点が定まった感じ。
獅子神君の心情が時折急変するので、最後の行動もやや意外に見える。
そこにたどり着くのは理解できるが、
過程をもう少し丁寧に描いて欲しかった。
元々が余命3カ月だったのがやや救いなのかもしれない。
ギャグ度が高ければ隕石も最初の宇宙人の再度のウッカリで
消滅させられたのかもしれない。
最期を決意した辺りで流れるEDのタイミングが絶妙。
劇場とかでの一発物なら泣けるシーンという感じ。
ただED後が個人的にはやや微妙。
あれだけで終わらせるなら要らない気もする。
何処かを犬屋敷さんに直接つなげて欲しかった。
犬屋敷さんがいきなりピンチに現れたら
正義のヒーローというよりキタキタ親父だな。いつも裸だし。
どうせなら腰蓑と謎の生命が宿ったヘッドバンドも装着して欲しい。
”僕は人間だ、心のある人間だ”
”(毛根はまだ)生きてる感じがする”
”犬屋敷壱郎だ(斎藤さんじゃないぞ)”
CMを見ているといつもこんなことが頭に浮かんでいた。