何か色々便利な物を提供してくれるザシュニナ。
異方から来たドラえもん状態になっている。
政治経済を絡ませる壮大さは”沈黙の艦隊”ぽい。
色々やろうとして芯の見えないまま流転している。
人は彼らが創り出したものという事になるのか。
更に地球には既に異方人が居たという新事実も発覚。
何だか終盤、急にラノベになってしまった。
しかも真性の中二ぽい。
ザシュニナの性格すら変わってしまった。
知的生命体が対話で始めたのに決闘で終わるのかよ。
ジーパン刑事よろしく、何じゃこりゃあ状態。
壮大過ぎて収拾がつかなくなった感はあるけど、
ある程度はそうなる事も厭わずに面白い方へ進んでいた気がする。
異方VS人類みたいにしてしまったからやけに変に見えるけど、
考え方の違う全く別の異方人とかを絡ませると、
少しは無難に纏められそうな気もする。
ただ、本題からは相応に逃げた結果とはなるけれど・・・。
答えを出すはあくまで人類でなければならなかったという事か。
こういうの、昭和のSF漫画でたまに見た気がする。
壮大になり過ぎて最後収拾がつかなくなってしまうようなやつ。
でも最初からセーブしてるやつに大作なんて書けないとも思う。
ある意味、運も実力の神頼み。
最後のピースが上手くはまったなら正解したという事なのかな。
こんなに色々考えられる作品を見たのも久しぶり。
地球外の生命体は存在するのか。
人間は更に進化して別の何かに成れるのか。
現状、夢の無い・・・というか、手の届きそうな範囲内で
夢だ夢だと言っているアニメの方が多くは無いか。