ただただ、良かった。
keyのストーリーテリングの真髄があるといえます。難解な設定はなく、あるロボットの少女「ほしのゆめみ」と一人の青年「屑屋」がプラネタリウムを通じて心を通わす物語です。
始めはゆめみの喋り方にイライラするかもしれませんが、次第に屑屋のように別の感情に支配されていくことでしょう。
誰しもが宇宙に、星に魅せられた経験があるではないでしょうか。変わらずそこにあるものというのは人を惹きつける不思議な力があり、生きる推進力を与えてくれるようですね。
そして外せないのがBGM。オリジナルもありますが、ほとんどが童謡「星の世界」のアレンジで構成されています。切なく悲しくしかし確かに暖かく、作品も視聴者の心も包んでくれます。
ぜひケータイもオフ、インターホンも無視して心をカラにして見てください。