(ネタばれ) 学園と恋愛、三角関係など、非常にありがちな設定ですがリベンジという要素でどれほど面白くできるのか期待していました。結果的には大したことはないです。
主人公がリベンジのために周りの女子とは付き合わないというのは、ちょっと見てて腹が立つかもしれません。寧子とのシーン。あそこまでしてやっぱリベンジのためだけに振りますというものだったなら、私も激怒していたと思いますが、ほかにも理由があるのでまあ何とか見れました。
最終回について。原作の都合できれいに終えられないというのはわかります。しかし、あのカラオケ、そして歌の披露。途中で箸休め的にやるというならまだしも、最終話であれをやられると、見ている方としてはイライラを覚えてしまいます。話の落としどころが見えないのに、そんな歌を楽しく聞いてる場合ではありません。
キャラは可愛かったと思います。キャラデザに好感が持てるというのは、こういう恋愛ものでは特にプラスに働きますね。
ストーリーとしてはいくらか批判の余地がありますが、見たことを後悔するほどではありません。逆に、見て良かったというほどでもないです。合格点は最終回により出せません。詰めが甘いのは主人公より制作陣でした。