猟奇性や異常性の高い事象を見せて視聴者の興味を引き、後は登場人物の行動を淡々と見ていくような作品です。
こう書くのは、登場人物の心理描写や行動の動機付けが薄いので、行動が不自然で感情移入できないからです。
例えば、主人公が幻覚等、自身の明らかな変調に気付きながら異常な施設の潜入を続けるし、そこで偶然出会った久野里澪が、時間制限の中、得意げに主人公にべらべら情報を語るなど色々あります。挙句、話が超能力モノになって視聴者置いてけぼりです。
つまらない、とまでは言いませんが、話が勝手に進んでいくものを眺めているだけなので６話で中断しました。
