(ネタばれ)これあかんでしょう、いろいろと。カバネ(ゾンビみたいなもの)が居るから、ガチガチで取り囲んだ砦と物資や人を運ぶための蒸気機関車というような設定。今一カバネの能力、それに対する人間の技術力(武器の強さ、城壁の固さ、設計)そういったものが上手く結び付かないから面白くない。それに加えて、世界の広がりもない。あくまで主人公側にカバネに対策できるだけの強さをもった人がいて、そいつがどうにかするだけ。いろんな駅がある意味鎖国状態のような状況だったらそれぞれがある対策を持っててみたいにした方が面白いんじゃないのとか。
これくらいだったらまあ許せるけれども、一番駄目なのはキャラクターの行動、言動がストーリの合わせてアジャストされてしまっているので、全くもってキャラクターの整合性がないところ。個人的にこのキャラだったら何を喋るかで作られない作品は個人的には駄目なので20点減点。