高校のアニメ同好会時代に『必ずまたこの5人でアニメを作ろう』
と誓い合ってから2年半、夢を果たす為、宮森あおい達5人が
日々制作現場で奮闘する様を描いたアニメ業界の日常群像劇。
1話の感想としては想像通りの内容だったんだけど、アニメ制作の
ドタバタ話なんて1話であった事の繰り返しなんじゃないの?
こんなんで2クールもつの?と思ってたが、余計な杞憂だった。
アニメ制作に関わる人数の多さ。それによって様々なタイプの人がおり、
情熱も技術も性格も人によりけりで、それらの人々をまとめる難しさや、
如何にもアニメクリエイターならではの苦悩や葛藤を描くだけでなく、
アニメと全然関係ないトラブルも多くバラエティに富み飽きさせない。
折り合いとしては、リアリティを追求しすぎても挫折や苦悩が多く
夢の無いブルーな話になりすぎて微妙だし、良い所ばかり強調しても
嘘くさくて説得力に欠けるし、程々のバランスを保っていたかと。
また、劇中劇も一部映像化して主題歌もあり細部まで妥協が無い
一方で、原画回収に車で行くシーンぐらい普通にやりゃいいのに、
こんなとこまで魅せたいかという位、流し見する隙すら与えない。
全話良かったが個人的には1クール目が好きで、特に2話の会議と
12話の杉江氏と完成時の達成感には心打たれた。最高の止め絵だ。
やっぱ悲しいのより、達成感のある感動の涙の方が好きだなあ。
また、特に監督と本田さんの絡みが魅力的なのも理由の一つ。
個性的なキャラ達は人間味に溢れ、視聴者も喜怒哀楽出来る傑作。
正にWINWINで、なかなかお目にかかれない稀な作品ですよ。変な話。