原作既読。
伊藤計劃3部作。小説では1冊目。一度は制作会社がつぶれて頓挫したが、あとをついで完成させたいわくつきの作品。劇場に観にいってきた。結構混んでた。
原作を読んだのが結構前なので、内容は覚えてたがキャラのイメージがちょっとあやふやだった。ジョンポールってあんなに丸い性格してたっけ？とか。声はイメージぴったりだった。
長いわりに大いなる謎とか陰謀とかはなく、原作に忠実に作ってる感じ。徹底的に残酷な映像だが、わざとらしい演出なしで、ゲームのように淡々と映像が流れていくのは変なリアリティがあり、いやにコワイ。
あちら側とこちら側、ただ生まれの運だけの差。最近の世界情勢を考えると……。
ちなみに、子供がゲーム映像のようにバンバン殺されていきます。残酷描写ダメな人は見ないほうがいいかも。
