高校生の可児江(主人公)はデートで訪れたダメ遊園地に驚愕し、
成り行きで支配人となって再建を任される、遊園地再建コメディ。
ストーリーの軸は錆びれ放題・やる気なし遊園地の建て直し。
それを1日50人来場程度の遊園地でやるという事は、リアリティも
説得力もない捻じ込みごり押しの改革が行われるという事。
そもそも魔法の国のファンタジー遊園地って事は、経営自体を
その魔法でなんとかしろよって事だし、売りって経営?萌え?
ドタバタ?と感じる程、とり合えず詰め込んだ様な印象しかない。
最近良く感じるのだが、主人公クラスの登場人物に好感を得られないと
その作品自体を好きになれない。B級作品でも好きになれたり
なれなかったりするのはそこの差。という事はこの作品でいうと
可児江と千斗は愛されキャラではないし、主役級からして役不足なのだ。
ゲスマスコットは面白い部分もあるが、キャラが立ってる程ではない。
それはマスコット以外にもゲスい客やキャストがいるから。
モッフルに到っては長所が特に無いし、乱暴なゴン太にしか見えない。
結局、作画の良さやキャラが可愛いだけで、よくある凡作ラノベ。
ラストだって結局カウンターの数値だけの問題なのかと思うと冷める。
13話はあった方がよいが特にいらない。全体的に子供騙し系。