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神のみぞ知るセカイ 女神篇のレビュー/感想

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77点(全体) (go_mans) ,2013/10/5

(ネタばれ)サンデーの打ち出したアニメ化ラッシュの内の一本、といいつつ3期目だけど、1期2期とも楽しく視聴したことを前置きしておく。

元々、ギャルゲーをコンセプトに持つ作品であることを考えれば、女神篇は、いわゆるハーレムルートにあたるんだろうと思う。2期までの話と地続きではない、女神篇のアニメ化というのが原作ファンには意外かも知れない。かくいうてめえは原作未読。

話の流れ上、攻略対象(ほか一名)≒ヒロインの全員のフラグが<既に立っている>状態であるところが味噌で、これがなければ攻略候補(5人)とルートを形成しつつ、かのんや新地獄、ヴィンテージの話を進めるのは尺的に不可能……というか、どうやら原作では4話以上ある話を1話にまとめているらしく、従来のシリーズと比べても密度が高く目まぐるしい。
個人的にこれは必ずしも有効に機能しておらず、ゲーム脳の故意犯的スケコマシである「落とし神」桂馬がテクニックを駆使してヒロインを攻略するという、本作の持ち味である筈の部分を損ない、力押しで済んでしまう原因になっている。一方、そこへアクセントとしてかのんの告白が各ヒロインに対して効いているのはさすが。
とはいえ、やっぱりこのアニメでは、一応本筋である筈のヴィンテージや女神の話は邪魔っけ。最終回がああだったので、承知の上だとは思うんだけど。

他方、ヒロインたちのキャラの立て方、萌え要素の押さえ方、緊張と緩和の使い方、展開の運びの自然さ、歴代OP・EDテーマの使い方など、実力は確かなものを感じさせる。特に、ハーレムの割に三角関係を複数成立させているあたり、ニヤニヤ要素はばっちり。

それだけに話の構成の甘さが気にかかる。女神篇はちひろ篇、とはそこかしこで聞かれた評だが、実際、女神篇を通じてちひろが一番魅力的に描かれている……、のはいいのだが「最初で最後のヒロイン」のルートである筈のところもちひろのために使ったせいで、話的に中だるみが発生して見苦しかった。
ラストに至るまでは、ハッピーエンドではないかも知れないけど、最近のハーレムアニメが次元の彼方に置き去りにしてしまった、学生恋愛の爽やかさがあって、何とも切なくて良かっただけに惜しい。

あとは、ヒロインと女神、一人二役をつとめた中の人たちがしっかり演じたのも地味に評価ポイント。


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