最初は戦車戦が主体のバトル物かと思っていたが、どちらかと言えばスポ根の部活物という印象。
弱小チームが金満チームを機転と知恵でジャイアントキリングしていく話。
ある意味ストーリーの王道ではある。
戦車は全く分からないが造形など良く出来てるなーぐらいは判る。
戦闘描写も迫力満点だし、三十分が早かった。
キャラアニメとしても良く出来ていたし、むしろそちらが主体。
戦車戦を格好良く魅せて、女の子を輝かせようぜ!
という狙いは成功してたように感じる。
不満だったのは王道過ぎた事か。
敵さんが物量と機体性能で押してくるだけで無能指揮官が多すぎる。
簡単に策略にハマる、油断はし放題、余りにも主人公側が約束された勝利のチームだったのが残念な所。
本来なら最強チームの副官があの体たらくである。流石に決勝まで勝ち進んで来たチームをナメ過ぎであろう。
知略戦をもう少し見たかった所。最終戦など特にそう。
戦車が舞台のスポ根女子ドラマとして、つまりはキャラクタードラマとしては良作。
逆に言えばスポーツ物、もしくは戦闘物として見ればただ一つ、ヌルい。