(ネタばれ)最後まで我慢して観ました。良い所は原作の
絵柄でルパンを描いているところ、戦闘シーンや
逃亡シーンはスタイリッシュで圧巻させられる。
しかし、悪い所の方が目立ちます。
新キャラクターのオスカー警部補が同性愛者であり、
しかも女性脚本家の偏見的な描き方で表現されている
ところ。性同一障害を持った人が見たら、おそらく誤解
されるのではと思う描き方で、心配でした。
また無駄に女装した五右衛門や銭形が峰不二子と
肉体関係を持っている事を強調しすぎたり、不二子より
ルパンと次元の方が活躍する場面が多く、ハッキリ言って
「不二子目線ではなく、不二子の過去を追うルパンの話」
だったのが残念でした。
結論からすると、絵が丁寧で渋いし声優も素晴らしいが、
肝心のストーリー展開が悪すぎました。しかも高齢の女性が
ルパンと互角に戦える暗殺者など、無理な設定が多過ぎます。