(ネタばれ)原作未読
この作品の見所は問題提起する序盤でもなく、真相解明の終盤でもなく、ある程度情報を整理し、一歩一歩核心に迫っていく中で、一人…また一人…とクラスメイトが災厄に見舞われていった中盤だと思いました。
情報を小出しにしていくのは賛否がわかれそうですが、じわりじわりと這い寄るような恐怖演出になっていたので、この手の作品には非常にあっていると思います。
ストーリーについては災厄を引き起こしてる元凶がわかりづらく、また誰が犠牲になっていくのかも読みづらかったです。推理物としてはよくできていると思います。
ただ解明している部分が少なすぎます。なぜこんなことがおこっているのか?についてはノータッチでしたね。そこ大事だと思うのですが…
結局根本的なことは何も解決してないんです。あくまで『今年』の災厄が止まっただけ。
最終話エピローグでの勅使河原と望月によるテープ貼り付けを見る限り、翌年以降も続く可能性があるんですから。
途中まではおもしろかったですが、最後はちょっと釈然としない展開でした。
続編あるかどうかはわかりませんが、このアニメ単体で見た場合少し消化不良かなーと思います。
と言っても途中までは非常によくできていて、伏線の張り方も感心したので点数は下げないことにします。
余談
個人的にですが本作品は『冷たい校舎の時は止まる』に近いものを感じました。あれをアニメ化したら似たようなものになるかもしれませんね。