比喩じゃなく、本当に人によって評価が分かれる作品。
少なくとも原作未読者には全く分からないストーリー、原作既読者でも連載を追っていなければほぼ分からない。
その上制作がスケジュールに追いついていないため未完成部分さえあるという恐ろしいまでの失敗作。
しかし、ネギまを本誌で読んでいる自分としてはアナザーストーリーというやり方とその成果を評価しています。
原作と分岐したストーリーでありながら、作者自らの原案によって見事に纏められていて、その上生徒全てに何処かしらの見せ場があります。
原案は良かったし、脚本と制作進行をもう少し何とかすれば「動き」などの魅力を損なうことなく良いモノが出来たと思います。
とはいえ自分にはこの作品は大いに楽しめましたし、落涙すらしました。
ネギまが好きな方であれば楽しめるのでは無いでしょうか