(ネタばれ) 百年も続いた戦争の影響で酸性雨が降るようになり、植物が育たなくなった故郷の星から、妹と共に他の星へ移住しようとするアーヴィン。その資金を稼ぐ為に、ATの整備の仕事だけでなく、バトリングに参加するが、彼には戦場で敵だけでなく味方をも殲滅した過去があった。
『装甲機兵ボトムズ』の設定を使用しただけの、本編とは物語の重さをあまり感じられない作品。悪い物語ではないのだが、本編を見ている為、今一つのれなかった。逆に本編を見ずこの作品を独立したものと見れる人には面白いかもしれない。
ATの基本デザインは大河原邦男。彼の設定したメカの中で
ATが一番シンプルで好きなのだが、本作の為に別の人が余計なデコレーションを付けているのは、少しいただけない。
敵役を演じた福山潤の声も、普段と違って妙に気持ち悪い感じがした。