キャラ萌えアニメの典型。
原作ゲームは未プレイです。
[ストーリー]
弱小事務所に所属するアイドルの卵たちのサクセスストーリー。
とにかく登場人物が多く原作を知らない人にはキャラを把握するまでが大変です。
人数を絞ってもっと掘り下げるやり方もあったかとは思いますが、恐らく制作サイドの意図としては、原作ファンを幅広く取り込む為にあえてこのやり方にしたのでしょう。
第２話以降特定の人物にスポットを当てたストーリーで構成していきますが、話によってはちょっと退屈に感じるところもありました。恐らくその時メインのキャラが好きな人には楽しめたのかもしれませんが、キャラに思い入れがない人にはちょっとつまらないときがあるかもしれません。
最後の方の盛り上がりはよかったです。特に第20話の千早回と春香主役の第23話以降。
展開や演出はベタといえばベタですが、思わず泣いてしまいました。
[キャラクター]
ちょっと多過ぎる気がします。女の子ばかりなこともあって、差別化の難しいところがあったように思います。原作を知らない人には似たり寄ったりなキャラが多く感じてしまいます。
そんな中春香メイン、千早サブメインの扱いにしたのは良かったと思います。彼女たちが好きでない人や他のキャラが好きな人には不満かもしれませんが。
[音楽]
EDの音楽と映像が毎回違っていたところにスタッフの思い入れが伝わってきました。第23話のインスト曲＋静止画（最後春香アップ）という演出は素晴らしかったです。
ライブシーンも見どころの1つで沢山の作中歌があります。全曲良作とまでは言い切れませんが、贅沢な作りだったと思います。
[映像]
比較的綺麗で安定していたと思います。細かいところでファン心理をくすぐるような書き込みがあるあたりは心憎い演出です。
[総括]
原作知らないし内容的にそんなに好きなジャンルではなかったため、見る前は途中で切るかもしれないと思っていましたが、普通に最後まで見ることができました。
とりあえず最後まで見て良かったとは思いましたが、再度全部見ようとまでは今のところ思えません。最後の方だけは何度か見直しました。
