(ネタばれ)これは意外と隠れた名作
なんでもっと話題になってないんだろう?
永遠の命と引き換えに他人の命を奪わなければならない、人間の自我を残したまま吸血鬼になってしまった「おきあがり」達の葛藤が見所かと
どうしても表面的な残虐性がクローズアップされてしまいがちになるところだけど、葛藤と人間の根源的な醜さ、内面の残虐性にこそこの作品の真骨頂
おきあがり達を狩るシーンはかなりグロいし、恐ろしいシーンだけど、一番背筋が凍ったのはおきあがりの死体を始末してた女が血がベッタリ着いた手でおにぎりを食べるシーン
あのシーンが感覚が麻痺した人間の恐ろしさを一番如実に語ってくれていた
あれがあるとないとじゃ作品の価値そのものに大きな差が出るぐらい重要なカットだったと思う
残念なのはキャラデザでしょうか
藤崎竜の絵に耐性がないとこのアニメを見ること自体にハードルが高い
その辺の萌えアニメの髪の毛の色が変とか、髪型が変なんてレベルじゃない違和感のある髪型をスルーできればきっと楽しめるはず
終盤のおきあがり狩りの件はデビルマンや寄生獣と比較して見たらもっと楽しめる
人の姿をした人食いの化物の存在を肯定した時人間はどんな行動をとるんだろう?
興味は尽きない