ゆるい4コマ漫画のアニメ化が流行りの昨今ですが、それらのお手本のように綺麗にまとまった作品だと思います。
作画も極力無駄を排し、描くべきものだけ描いてよく動いています。
キャストに実力派が揃い、その早い展開の中でも素晴らしい掛け合いでした。結果としてそれぞれのキャラクターの魅力が際立ったと思います。
その分、4コマ漫画の特徴である場面の切り替わりの多さの中でも、あまり飽きることなく楽しめたと思います。
内容としてやや拘り抜けなかった部分もあったように思いますが(美術学校に通う友達が、作品に登場するウンチクやらの補足か批評を報告してくれるのです)、その切り捨てる加減が絶妙だった故の全体の完成度と見ます。
蛇足ですが、楽曲集の発売が楽しみでなりません。