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灰羽連盟のレビュー/感想

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83点(全体) (napier) ,2014/4/6

(ネタばれ)割と単調な作品なんですが世界観はしっかりしてるしラストがとても良いのでこの点数。
ラストの過ぎこし祭というのは聖書にも登場するユダヤ教で年一回の祭りで神への罪が神から許される日(人への罪が許されるわけではない)。全体として原罪のお話です。灰羽というのは天使と堕天使の中間の意から。

光から生まれ光へ、光から闇へ、闇から闇へ、闇から光へ赴く者の4タイプがあるが、闇から光へ向かえる者はきわめて少ないと仏陀は言っており、闇から光が仏教徒が学ぶ目的でもあるわけですが、学びや悟りに関係なく、神を信じさえすれば、主イエスが救ってくださると教えるのがキリスト教(や浄土真宗)です。絶望した人は知識か信仰を求めます。結果として何も得られず無気力になることはあり得ますが、何にも頼らない自助努力なんてハッタリです。必ず何らかの不確かな知や信に基づいて何かを求めています。それがその人にとってのファンタジーです。この作品で絶望のうちにあった罪人が、自分の罪が誰からも救われないことを知っていたが、神様にだけは救われるのを信じて、偽善を働いたと「告白」するシーンは重要です。そしてまず人に救われてから、神に救われることができました。希望と絶望のあいだで揺れる自己と他者と神との関係がよく描かれていると思います。

まどまぎ劇場版のバッドエンドでもやもや(これがその作品の魅力でもありますが)した方には最後まで観てみることをおすすめします。


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