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コードギアス 反逆のルルーシュ R2のレビュー/感想

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97点(全体) (bigkouta3) ,2015/7/24

(ネタばれ)R2の見所は、ルルの成長だと思います。
ナナリーが敵になり自分が挙げたナナリーのためという大きな理由が揺らいだこと、王の力ギアスによってシャーリーを失ったこと、ロロが自分を投げ出してまで救ってくれたこと、それらを通して皆のために優しい世界を作りたいと考えが昇華されていったのだと思います。そして、最後に原点であるナナリーとの問答を通し彼女の進歩を認め信じ、最後にはその思いを胸に罰として自己犠牲をして
父とも兄とも違う世界を創りました(スザクへの二つ目のギアスや兄弟の別れは泣けました)。その進歩と父兄との対比は深いですね。
彼の遺志は、ナナリー、カレン、スザク、C.Cに引き継がれたという終わり方は感動しました。

コードギアスは様々な要素を詰め込み、圧倒的展開をした大衆エンタメ作品だと思います。(特に従来のアニメ視聴層に)各所で絶賛されるのも納得です。

一方で、展開が圧倒的な反面、説明が最低限で行動やその説明・理由が少し把握しにくいところがありました。それに付随してキャラの考え方が少し極端な気もして、少し感情移入しにくい面がありました。もちろん、最低限の説明はしっかりされていますし、逆に言えば展開力や考察の甲斐が大変あり、常にハラハラで楽しくはあります。様々な要素を50話という長いスパンで発展しつつ展開したのは、すごいと思います。そもそも50話という長さを考えれば少し破綻や不満が出るのは仕方なく、その分の面白さに注目すべきかなとも思います。

さらに、結局メインキャラクターは活躍しているのですが、黒の騎士団の面々は(ルルの行動を理解していないから仕方ない面もあるのですが)、最終局面で持ち味を発揮できず残念です。もちろんこれだけキャラが多い中皆魅力があるのは凄いですが。

あと、少し台詞回しが厨二っぽいのが…もちろんかっこいいのですが(笑)

脚本について述べてきましたが、演出も大変素晴らしいと思います。説明を少なくするために、ワンカットに意味が凝縮されており、考察サイトなどを見るとその情報量に圧倒されました。(右目=強制意思(ギアス)、左目=自由意思、といった演出やゼロという記号の使い方。)

ルルーシュはあまり好きではなかったのですが、R2を通してその魅力に気づかされました。また観ると発見がありそうです。


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