単純にネタが面白いのとキャラが可愛いのに加え
この作品では人間模様が微妙に変わったり
サークル内の人の入れ替わりがあったりして
物語として見た場合にはその点にある種の不十分さや
不満を覚える可能性は高いが
就活で社会の厳しさを描いているところや
先輩がやりたくない仕事に収まっていくところなどを見るにつけても
描かれないこと、描かれなくなっていくことに
サークルのリアリティを認めていいかもしれない
ほぼ存在感なく中心に据えられてるだけの人形状態の前会長と
主役らしい心情が吐露されるのが1期の1,2話辺りだけで順応型の笹原
真面目だが表裏ある3期会長の荻上では
それぞれ違う典型的なリーダー像が表れているので
その点にも流動性、変化、軽さを好む作者の嗜好が窺える
3期では荻上をどう変化させる/させないのか楽しみ