DVDでレンタルもされていないので見たことがない方が多いかもしれません。
最初に言わせて貰います!傑作すぎる作品と言って問題ない。
年齢の若い方はゲームのスパロボ大戦で知った人も多いでしょう。そして妙に武器が多いとは思ったのではないでしょうか。実はこの武器の多さには傑作と呼べるストーリー展開による理由があります。
魔女っ娘モノ、ロボットモノ、戦隊モノなど殆どのアニメ、特撮は適当な攻撃をしてから最後にお決まりの必殺技で倒すのが定番で今でも似たような作品が多い。では「それなら最初から必殺技を使えよ!」と思った事はありませんか?しかし、コンバトラーVは違った。
よく考えて欲しい。
敵だって負けたら次は勝とうと考える。つまり、コンバトラーVに負けたら、負けた時の必殺武器を封じてくるんです。そして次はコンバトラーが負ける。しかし、その次はコンバトラーも新しい武器を開発して敵と戦う。武器が多くなったのはこの繰り返しがある為。
ストーリー展開も今でも斬新と思われる展開が多くて色々な局面、設定が全て盛り込まれた作品と言っても過言ではない。
ロボットモノと言えばガンダムが定番ですが、(富野監督が作らない)角が生えたロボットを出せば視聴率が取れると勘違いしている作品より傑作中の傑作、名作中の名作と呼べる作品。
販売状況として、全話を見る事が難しい作品ですが、ぜひ見て欲しいアニメです。
P.S.
マイナス点は、時代的に作画(原画)の枚数が少ない。しかし当時の状況を考慮して採点するなら200点をあげても良いぐらい。