○地味
自衛隊の災害救助話
ドキュメンタリーをアニメでやってみました的な
全体的に出来は良いが話数とイベントの配分が良くない
エンタメ性には少々欠け、見てて暇な所もある
こういう作品って少ないですよね。珍しいテーマを取り扱っていて、新しいことにチャレンジする姿勢が見られました。
ただ中身は薄かったように思えます。
ちょっと根暗な主人公が味があってよかったです。
何となく自然なキャラクターな気がしました。
話の内容も全体的にシリアスで笑いの要素などは無いですが良くまとまってる感じでした。
結局は成長物なのですが、あんまり、成長した感じがしないのが逆にいいのかもしれませんね。
ちょっと人物の区別がつきにくかったですが、作画はそんなに悪くなかったと思います。
リアリティを求めちゃったせいなのかな?
悪くはないと思うのですが・・・アニメとして面白味に欠けます。
放送当時、同時期に放送されていた「タクティカルロア」も
海上と航空の違いはあるものの自衛隊とタイアップされていた
ことで比較にされた作品。あちらは女性キャラが多目の少し
軟派とも言える作りに対してこちらは萌えなんて物はほとんど
存在...(続き)
(ネタばれ)最初の1話は、全く面白くない。なんてつま...(続き)
作品として救難をしっかり描こうという
基礎はしっかりしてるんだけど
その部分が強くて物語としての面白味には
やや欠ける。
まぁこの作品にそれを求めてしまうと
ちがうモノになってしまうとも言えるだけに
評価が難しいかもしれません。
話自体は面白くうまくまとまった作品。
熱くなりたいなら見て損はない。
航空機オタクには泣かせるCGですが、ストーリーは哀しいかな、伏線などが薄く、盛り上がりに欠ける。
(絵としてではなく、作品として)人物の描き方という点ももう一つ欲しかった。
その意味では、「単に救難隊を描いただけ」になってしまった気がします。